風営法と行政書士風営法の知識

ガールズバー・スナックでの会話は何分から接待⇒違法なのか?

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あなたは今、ガールズバーやスナックで働いていて、接客中に「いったい何分まで一人のお客様についたら接待行為になるのだろう?」と疑問を持っているのだろう。

ガールズバーやスナックは一般的に深夜酒類提供飲食店というカテゴリーの飲食店になる。

これは朝まで営業してもいいけど接待は24時間ダメという許可(正確には届け出)なのだ。

接待行為とは、

 

談笑・お酌

ダンス

デュエットなど

ゲーム・遊興

スキンシップ

に分けて記載がある。このうち、今回のヤマは一番上の談笑・お酌だ。

店員とお客で談笑するくらいはスナックでなくても一般的な喫茶店でもするし、高級店であればソムリエだってお客とワイン談義くらいはする。

そこで普通の感覚であれば「じゃあどれくらい話し込めば接待行為なんだよ」と疑問の一つくらいわくだろう。

今回はここにフォーカスしよう。

 

接待行為の”談笑”

話の長さだけで決まるわけではない

どれくらいの時間話をすれば接待行為になるのかを調べている人には申し訳ないが、結論から言えば話の長さだけで接待行為かそうでないかを決めることはできない。

例えば寿司のカウンターでお客と大将が寿司談義を1時間しようが接待行為だといわれることはないだろう。

逆に水着居酒屋でギャルと男性客が話し込めば、そこをみた警察の見回りがソッコー接待行為だと判断することもあるだろう。

お店全体が歓楽的雰囲気と言ってスケベ心や男女の恋心をくすぐる形態の営業であれば短時間で接待行為だと判断されることもあるし、逆に歓楽的雰囲気がなければ長時間の談笑でも接待行為ではないという判断をされるということだ。

ひょっとしたらあなたはこれを職業による差別だと思うかもしれない。

ただし歓楽的雰囲気は結果として人間の心に隙を生むし、トラブルの原因にもなりやすいことは事実だと思う。

そのためこの判断の違いは合理的な理由のあるものだとおもう。いかがだろうか。

 

じゃあどうすればいいの?

ガールズバーやスナックであれば大なり小なり男性客のスケベ心や恋心をくすぐる営業をするものだ。

これを一切排除すれば商売にならないし、そうなればキャストさんや内勤さんに給料も払われないことにもなりかねない。

そのため「談笑は話の長さだけで接待行為かどうかが決まるものではない」という前提のもと、どのように考えを進めればいいのかを検討しよう。

ただし、最終的にはあなたがどのように理論展開をしようと判断するのは第三者だ。

そのため不安に思うのであれば専門家に相談するか、あるいは信頼のおける友人などに正直に話をしてもらうようにしよう。

 

談笑の長さの判断基準

カフェだろうが定食屋だろうがラーメン屋でも「いらっしゃいませ」くらいは言うだろう。

ニコッと笑ったりもするし、例えば料理店のオーナーだったらなじみの客に握手くらいするだろうし、高級店であれば客のコートを預かったり着せてあげたりするだろう。

当たり前だが「いらっしゃいませ」レベルは接待行為ではない。スナックでもガールズバーでも同様だ。

 

では、お客が席に着いた後の談笑はどうだろうか?

一般的には最初はあいさつから始まっていい天気ですねとか最近元気ですかとかは話すだろう。

ここまででどんなに間をとって、もじもじしてもいいところ2~3分だろう。この談笑程度で接待行為と判断するのは無理があるだろう。

 

男女の本質に迫った談笑

男と女が密接に会話するには当然インターバルが必要だ。まずはあいさつしてたわいもない話をする。

で、その先はどんな会話をするだろうか?

ガールズバーやスナックであればたいていの男性客は

・休日は何をしているの

・このお店はどのくらい働いているの

・彼氏はいるの

・ほかにも仕事はしているの

とキャストと話すことになるだろう。

これらはすでに「あわよくばキャストと仲良くなりたい」「プライベートの連絡先を交換したい」という下心が満載で、大なり小なりスケベ心があるものだ。

つまり、このラインはすでに接待行為に足を踏み入れていると思っていいということだ。

 

男は誰でもスケベのトップアスリートだ

私はこのサイトで何度も「男は誰でもスケベのトップアスリートだ」と紹介している。

男だったら100人いたら120人スケベだし、好みのキャストといっときでも長く話したいと願うだろう。

お店とお客という立場を超えて仲良くなりたい、あわよくばプライベートで付き合いたい。情けないが、これがガールズバーに行く男の本音だと思う。

 

スナックやガールズバーであってもいきなりスケベ心満載の会話をするお客はいない。

本音ではすぐにでもプライベートのことを聞きたいと思っていても、そんなことをしたら嫌われちゃうし、痛い客だとされるのは嫌だから仕方なく、とりあえず世間話をするのだ。

ただし、ガールズバーやスナックのお客の本丸がここにないことはあなたもわかっていると思う。

当たり前だが本丸は世間話を超えたところにある会話なのだ。

その本丸に到着できる時間が接待行為のデッドラインだとするのがいいと思う。

 

 

実際に、何分までがセーフラインか?

では、何分か?3分と考える人もいれば5分と考える人もいるだろう。

ただし、手堅く見れば、一般的には開始3分で世間話を飛び越えて男女のプライベートな話をするのはよほどのモサだ。

その意味では、3分が一つめやすではないだろうか。

「え~3分なんて、厳しすぎない~?」という意見もあるだろう。もっともだと思う。

3分ではいい接客なんかできないと思うし、接客でお客の心をつかむことが難しくなるし、お客だってもっとキャストさんと話したいというリクエストがあるだろう。

ただし、談笑時間が長くなればなるほど接待行為に近づくと考えれば、3分は一つのめやすにはなると思う。

 

まとめ

お店の構造によっても違いはあるが、「カウンター越しだから接待行為には該当しない」というのは時代遅れな理論だ。

カウンター越しでも接待行為を理由に立ち入りがあることも十分に考えられるし、全体的に歓楽的雰囲気が感じられない場合はテーブル席でも接待行為だとはされないこともあるだろう。

このページでは3分という長さを一つの基準として紹介したが、もちろんこれは私の経験と知識から導き出した一つの意見だ。

参考にはなると思うが、その部分だけをうのみにして機械的に意見を取り入れるのは絶対にやめよう。

例えば「なんだ、3分以内であれば接待行為にならないのか」と短絡的に考え、3分に一度お客を離れるごとにパン〇ラをするバーを考えたとしよう。

男性客は喜ぶかもしれないが、いくらなんでもパ〇チラバーを見逃すほど桜田門は甘くない。そんな学生の合同コンパのようなノリはやめよう。

 

あなたの役目はあなたのお店を長く継続することであって、そのためには警察署からあらぬ疑いをかけられたり、目をつけられてしょっちゅう指導が入ったり、そんなお店を運営することではないだろう。

「手っ取り早くうり上げをあげて、警察が入ったら店を閉めちゃえ」なんて考えているのであれば、私は何も言わない。

 

あなたがどうなろうと知ったこっちゃないが、キャストやスタッフがかわいそうだ。

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