風営法と行政書士

≪完全版≫深夜酒類提供飲食店営業の申請を自分でやるためのポイント②

深夜酒類提供飲食店の申請書は2部構成になっている。一つは届出書、もう一つが”営業の方法”だ。今回は営業の方法の記載の仕方を紹介する。これ以上のない完璧な記載で担当官をうならせよう。

PDFでの深酒の営業の方法はこちら

 

深酒 営業の方法②

 

①ここは届出書と完全に一致させよう。もちろん〇丁目〇番〇号との記載を忘れずに。カタカナやローマ字の大文字小文字、空白なども飲食店の営業許可証と完全に一致させることで担当官は「このひとはしっかり勉強しているな」と思いそのあとの対応が変わってくるだろう。

 

②メイド喫茶やガールズバーの場合、18歳未満の者を雇いたいと考える人もいるだろう。「22時までだったらOKなんだから22時まで限定で18歳未満のアルバイトを雇おう」ともう気持ちはわからなくもないが、お酒を提供することを前提の業態の届出なので、ここは深く考えずに雇わないにしたほうがいい。警察署も社会となじまない記載だと受理はしない。

あなたと意見は違うかもしれないが、私は18歳未満の者はやはりバーやラウンジでは働かせないほうがいいと思っている。まだ判断能力の乏しい若者を大人のスケベ心の食い物にして小金を稼ごうという思いははっきり言ってしょぼいしダサい。あなたにはしょぼくてダサい営業はしてほしくない。

 

③ここも②と同じ理由で”しない”としよう。

 

④ここも記載はこのまま丸写しでも構わないだろう。表現は悪いが決まり文句のようなもので、警察署の記載の手引きもこのようになっている。あなたのお店がワインバーなのだとしたらワインとだけ書くのもいいかもしれないが、警察官はそんなことわからないのでやはりこのまま表記するのがいいだろう。

 

⑤”営業の方法”の記載でもっとも慎重に記載するべきポイントはここになる。遊興行為とは字のとおり”遊び興じさせる”ことだ。カラオケを勧奨したりすることがこれに該当するが、法律上遊興行為は深夜0時まではやっていいことになっっているがここが厄介なのだ。

遊興行為と接待行為は紙一重だ。カラオケを勧めていれば、お客が歌い終わった後に誉めはやすこともあるだろう。この”誉めはやす”は接待行為なので、やってはいけない行為となる。この温度差は警察署でも意見が分かれている部分だ。

そのため正直に担当官に「カラオケを置くのですが、どのように記載すればいいでしょうか?」と相談しよう。もちろんその際に遊興行為と接待行為の違いを理解する必要がある事は言うまでもない。ちなみに、東京都ではほとんどの地域では「カラオケ」と記載し、時間帯は深夜11:30とすれば問題ないが、築地署や立川署ふくめたいくつかの署ではそもそも記載しないでくれといわれる場合もある。

 

接待行為とはなにかが知りたい場合はこちらを参考にしてほしい。

 

⑥兼業に関しては、たとえばここを風俗店の事務所として使ったり、キャバクラ営業をやったりするのはもちろんいけない。たとえばバーの一角でワインを販売するのであれば酒類販売業免許を持ってこいとかいろいろ言われる可能性がある。判断は警察署の担当官になるが無難に”しない”と記載するほうがいいだろう。

 

まとめ

営業の方法では、細かいところで法律違反を犯していないかのチェックがされる。実際には見回りの時に実態を見られるので全くのウソはいけないが、少なくとも申請の時に「こいつは完全に怪しい」と思われるよりはある程度体裁のよい書面のほうがいいだろう。

 

少しくどくなるが、私は18歳未満の者をバーやラウンジに勤務させるのは反対だ。男だったら誰だってスケベだし、そんなこと言ったらAKBとかどうなるんだといわれるかもしれない。厳しい環境のために生きるためにしかたなくガールズバーで10時まで働く、ということもあるかもしれない。

ただ、判断能力や経験値が圧倒的に乏しい彼ら彼女らの弱みに付け込んでいい大人がスケベ心の食い物にしようとしているのであれば、少なくとも私は協力する気はないし、「大人は子供を性の対象としかみていない」という絶望を(結果的に)未来のある若者に植え付けるのであれば、私は「そんなことはない」と言い続けるだろう。

 

 

すこし話が脱線しまったが、これが私の考えです。

さあ、本題の図面作成に進みましょう!

 

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