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風俗営業許可の申請や深夜酒類提供飲食店の届け出で必要になる図面は4つある。

 

・営業所平面図:営業所の全体像を記す

・営業所求積図:営業所全体の面積を求める図面

・客席等求積図:客席・調理場などの面積を求める図面

・照明等配置図:照明や音響などの設備を記した図面

 

このなかで照明等配置図はほかの図面とは違ったテクニックがいるのでこの書き方がわからない、という人も少なくない。

 

ここでは、証明等配置図の書き方を包み隠さずに説明したいと思う。あなたが行政書士に頼まずに自分で申請しようとする場合、またはあなたが行政書士でいまいち証明配置図の記載の仕方がわからない場合に役立ててもらいたい。

 

 

照明等配置図とは?

照明配置図風営法では、例えばキャバクラやホストクラブなどの1号営業は客席の明るさ(照度)がくまなく5ルクス以下になってはいけないという決まりがある。

そのため、警察署の実地検査(実査)では照度計測器を使ってくまなく明るさを調べることになるのだが、その前提として図面上で明るさなどを記したものを提出してもらおうというものだ。

 

 

照明“等”配置図とは?

上記のように、この図面は基本的に照明の配置を記したものになるのだが、付随して音響設備なども記載するので“等”となっている。

そのため、例えば

照明のみの店舗(音響設備なし)であれば 照明配置図

照明+音響の店舗であれば 照明・音響配置図

になる。マージャン店などであれば音響を設置しない店舗もあるだろうが、多くの場合は音響も設置するだろう。そのため照明・音響配置図と記載するのがベストだろう。

 

 

 

何を記載するのか?

照明設備であれば、ライトやモニターの種類と数、音響であればスピーカーやカラオケ・CDなどの設備になる。

これらは種類ごとにマークを決めて図面上に記載し、そのうえで各マークごとに数を記載する。

照明は、“○○ワット”まで記載しよう。できればライト一つ一つ実際に確認したほうがいいが、少なくとも各種類ごとのライトのワット数は見てみよう。

 

 

ライトの種類

では、実際にライトの種類とはどのようなものがあるのだろうか?細かくいえばきりがないので風営法で必要になる範囲のものに限定して、必要最小限でこれさえ知っておけばOKというものを紹介しよう。

 

ダウンライト

①天井から床に向けて設置するライトで、一般的には40ワットが多い。風俗営業許可ではダウンライトとスポットライトでほぼ7割を占める。

 

 

 

 

 

 

 

 

スポットライト

②電源のラインを設置して、そこに取り外しが可能なスポットライトを設置する場合が多い。これも40ワットが多い。

天井が張っていない場合(モルタルの吹き抜け)はほとんどがスポットライトになる。また、天井が張ってある場合でもスポットライトは用いられることが多い。

 

スポットライトの場合は照明の範囲が狭いことが多いので、部分的に照度が5ルクスを下回ることもでてきてしまい、この場合は再調査の原因にもなるので気を付けよう。

 

 

 

ブラケットライト

③壁に設置してあるライトのことで、ライトむき出しのことはほとんどなくて、おおわれていることが多い。

 

 

 

 

 

 

 

シーリングライト

④天井にはめ込まれる形で主に蛍光灯を用いる。家庭用のため店舗ではあまり見かけない。

 

 

 

 

 

 

シャンデリア

シャンデリア球を8~20個程度つかって一つのシャンデリアになる。そのため記載は「シャンデリア 1個 (シャンデリア球20ワット 8個使用)」などと記載する

 

 

ストロボライト

ミラーボールに照射するライト。ミラーボールがある場合は必ず確認されるので注意しよう。

 

 

 

それ以外のライト

実際に何件も風俗営業許可をやっていると「チカチカした照明で電線でここからここまでまっすぐに貼ってあるんだけど、どうやって記載していいかわからない」ということにも出くわす。

これだけではない、以前おもちゃの黒ひげみたいな置物に照明がついていたものがあって、なんて記載していいかわからなかったこともあった。

この場合はそれらしく「一本の電線で連結した照明 1」や「おもちゃの置物に内蔵された照明 1」などと記載しよう。

上記の一般的なライトがしっかり記載されていれば、この記載方法が問題になることはないだろう。

 

 

音響設備

照明設備とともに音響設備も記載するが、これにかんしては東京都はさほどうるさくないようだ。

 

カラオケ

東京都に関しては機種名までは記載の必要はなさそうだ。私の場合は記載しているが、たまにうっかり忘れてもそれを指摘されたことはいまのところない。

 

CD・アイポッド・パソコン・有線など

CDやアイポッドやパソコンで流す場合は著作権の問題も出てくるが、「著作権のことを聞かれたら面倒くさいから記載するのはやめよう」などとは考えずにしっかり記載しよう。

この場合もその種類までは記載する必要はないだろう。また、実際の音源になるCD、カラオケ、パソコンなどは証明等配置図だけではなく、平面図にも記載しよう。

 

DJブース

まれに3号営業の居ぬきで1号営業をする場合にDJブースが設置してある場合もあるが、DJブースと記載するとダンスさせるんじゃないかとかいろいろ面倒なので音響設備○○と記載して現実に照らしてDJブース以外の言葉を選ぼう。

ただ、この場合は場合によっては設備から営業方法を疑われたり、署によっては受理されなかったりすることもあるので事前に確認したほうがいいだろう。

 

 

 

図面に記載する

では、実際に図面に記載してみよう。記載の仕方は簡単だ。

照明配置図

 

図面の余っている部分に(この場合は左上)四角で囲み、各マークとその説明、個数を記載する。

実査では個数までしっかり確認されるのでかならず数の間違いがないようにしよう。あまりにも間違いが多いと再調査の原因になる。

上の図を印刷する場合にはPDFを利用してほしい。

 

 

まとめ

ほかの図面に比べると、照明等配置図は素直に照明の数と種類、個数をしっかり記載すれば問題ないが、実査においては、例えば個数が違ったりすると一番いちゃもんがつきやすい図面なのでしっかり記載したい。

 

まとめると

・ライト、スピーカー、モニター、音源などを記載する

・ライトは種類とワット数まで確認する

・1号営業の場合は客席がくまなく5ルクス以上なくてはならない

・個数を間違えると面倒なので、しっかり数える

になる。

 

ぜひ、あなたの申請の参考にしてほしい。

 
 


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