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【読者様からの質問】個人撮影会後の懇親会は接待行為に該当するか?

当方、ファッションモデルの個人撮影会(モデルさんをアマチュアカメラマンが撮影する)を運営しているものですが、撮影会の開催後にモデルのファンの方(10名程度)を集めてオフ会(会費を徴収して簡単な飲食やゲーム会などを行う)を行うことは、風営法の接待行為に該当するのでしょうか?

お手数ですがご回答のほどよろしくお願いします。

 

回答 お店と主催者の関係がキーポイント

 

結論からいえば、お前が懇親会を行う飲食店との関係が一切なく、単にお客としてモデルとファンを引き連れて飲食をするのであれば接待行為には該当しないだろう。

接待行為はお店側がお客を接待する場合の概念だ。お客がお客を接待する場合はただの飲食店の利用でしかない。そのため風営法は適用されない。

たとえば結婚式の二次会を想像してほしい。幹事がお金を徴収して飲食店でパーティーを開催し、新婚カップルと参加者が談笑もするし、歌も歌えば出し物もする。

でも、これも接待行為には該当しない。お前の質問と全く同じとは言わないが、形式的には似ているだろう。

 

風営法にとって接待行為は重要なポイントなので、ここで詳しく検討してみよう。

 

お店と主催者が関係する場合とは?

この場合は、たとえば主催者と飲食店に何らかの関係がある場合、仮に主催者が経営者でもなければ従業員でもない場合でも、キックバックなどの金銭的な関係がある場合は風営法の抜け道となってしまうため警察は接待行為を指摘するだろう。

たとえばアイドルの握手会の後に主催者が飲食店にファンとともにいき、その売り上げの何%をお店にキックバックという形で支払う場合にこれを警察が認めてしまうとしよう。

すると、かしこい人は「それじゃあアイドルバーを作ってダミー会社に握手会を主催させ、そこからひっぱってお店で接客させよう」ということを考えるだろう。そんなことを認めてしまえば風営法は事実上機能しなくなる。そのためこのパターンは決して認められないと考えるのがセオリーだ。

お前が本当に風営法に該当しない運営をしたいのであれば、金銭的にも人的にも関係がないことを証明できるお店を選ぶようにしよう。

 

お店との関係性を検討する

では、お店と主催者の関係とはどのようなものだろうか?

風営法の趣旨からいえば、接待行為を事実上認めるようなスキームはけっして認められることはないのでここをポイントに検討するのがいいだろう。

つまり、その飲食店で懇親会をすることがお店にとっては飲食店のお客以外のメリットはないという状態は、同様にお店と主催者の関係はないといえる。

しかし、たとえばあからさまにお店の出資者だったり、あるいはお店からお願いされて主催しているような場合は形としてお店が主体的に懇親会を開いているととらえられる可能性も出てくる。

ましてやお店の従業員がアイドルで、スタジオで撮影をさせてそこから飲食店に移動して一緒に懇親会をするのはお店がお客を引っ張っている以外の何者でもない。仮にその従業員(アイドル)が労働時間外であったとしてもだ。

 

風営法以外の法律違反も検討しよう

仮に風営法の接待行為には該当しないとしても、それ以外の法律に違反しているのであればもちろんそれも違法行為だ。

たとえば18歳未満に性的アピールのある格好をさせたり、青年であっても公衆の目がある場所でのわいせつまがいの撮影はやめよう。

 

また、スタジオは飲食をさせる場所ではないのでそこで調理をして提供すれば食品衛生法違反だ。スタジオで食事をしたいのであれば出前やケータリングを取るようにしよう。

 

 

世の中にはアイドルやモデルになりたいけれどもどうやって表現していいかわからないという才能もたくさんあるし、そのタレントからすれば懇親会は数少ない活躍の場だろう。がんばってその機会を増やしてほしい。

 

もちろん、後味が悪くならないようにするためにも、お前自身が風営法をはじめ各種法律を理解しておこう。また質問してくれよ。


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