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風営法に関連する業務は用途地域の制限を受けることは以前に説明をした。

用途地域で問題がなければそこからさらに”保全対象施設”と言って、病院とか図書館とかが近くにあってはいけないという決まりがある。

あなたがこれから出店しようという場所のが安心して出店できる場所かどうか、しっかり確認してほしい。

 

深夜酒類提供飲食店は、制限を受けない

深夜酒類提供飲食店といって、ガールズバーやバー、居酒屋は保全対象施設の規制を受けない。まずはおさえてほしい。

あなたが繁華街で働いているんド絵あれば、学校や病院が近くにあるのにスナックがじゃんじゃん入居しているビルをたまに見かけると思う。

この場合、入口のドアをよく見ると、1号許可のステッカーは一つもなくて深夜酒類提供飲食店のステッカーのみ、という場合も少なくない。

 

 

保全対象施設とは?

 

ナイトビジネスは一部の人にはウケはいいが、一部の人にはできれば見たくない、見せたくないという声も大きい。

それらを調整するのが保全対象施設だ。

 

学校

思春期の多感な時期に風俗営業店が近くにあると影響を受けやすかったり、あるいは子供心に偏見の精神が育ちやすいので学校が近くにある場合は風俗営業店は出店できない。

東京都の場合は商業地域だと大学は20m、それ以外の学校は50m以内は出店できないという決まりだ。

大学だけが50mとなっているのは、大学生はある程度分別のつく年齢だから、それ以外の学校とは違う基準になっているのだろう。

学校は、各役所の児童福祉課、または便利帳に記載があるのでそれを参考にしよう。

 

 

図書館

図書館も制限を受ける。文化的なイメージのある図書館と風俗店はやはり折り合いはよくないと思う。

「風俗店は文化的ではないのか」という批判はあると思うが、この規制そのものが社会の声だととらえよう。

東京都では、商業地域で図書館の50m以内では風俗店は出店できない。

 

図書館は役所の便利帳や教育課などに訪ねよう。

 

 

病院、診療所

ここでのポイントは病床(ベッド)が置いてあるかないか、になる。

①医療法上、病院は病床がなくてはならないので”病院”がちかくにある場合は出店できない。

②医療法上、診療所は病床がなくても構わない。

そして、病床のない診療所は保護対象外施設といって、制限がかからないことになっている。近くにあっても出店出るのだ。

 

つまり、病院と診療所+病床設備はNG,診療所で病床なしの場合はOK、ということになる。

 

医療は保健行政になる。病院、診療所、助産施設などは保健所に確認しよう。

 

助産施設、児童福祉施設

児童福祉施設とは保育所とか乳児院、母子生活支援施設などの施設になるが、これに関しては市区町村のパンフレットとかに記載があるので確認してほしい。

 

児童福祉施設は児童福祉課、あるいは便利帳を確認しよう。

 

まとめた表はこちら

下の表は、東京都の保全対象施設の距離制限をまとめたものだ。各都道府県で違うので必ずあなたの出店する所轄の警察署に確認してほしい。

保全対象施設までの距離制限
用途地域 保全対象施設 保全対象施設までの距離
商業地域
  • 学校(大学を除く)
  • 図書館
  • 児童福祉施設(助産施設を除く)
50m以上
  • 大学
  • 病院(第1種助産施設を含む)
  • 診療所(病床数8床以上)
20m以上
  • 第2種助産施設
  • 診療所(病床数1床以上7床以下)
10m以上
近隣商業地域
  • 学校(大学を除く)
  • 図書館
  • 児童福祉施設(助産施設を除く)
100m以上
  • 大学
  • 病院(第1種助産施設を含む)
  • 診療所(病床数8床以上)
50m以上
  • 第2種助産施設
  • 診療所(病床数1床以上7床以下)
20m以上
その他の地域
  • 学校(大学を含む)
  • 図書館
  • 児童福祉施設
  • 病院
  • 診療所(病床のある診療所のみ)
100m以上

 

 

特定地域

仮に保全対象施設が近くにあっても、条例で定めた地域(特定地域)の場合は出店できるという特例がある。東京都の場合は以下のようになる。

中央区 銀座4丁目~同8丁目まで
港区 新橋2丁目~同4丁目まで
新宿区 歌舞伎町1丁目、同2丁目(9番、10番及び19番~46番まで)、新宿3丁目
渋谷区 道玄坂1丁目(1番~18番まで)、同2丁目(1番~10番まで)、桜丘町(15番、16番)

 

 

いかがだろうか?行政書士はもちろん、あなたがこれから出店しようという場所がしっかり営業できる場所かどうか、まずは参考にしてほしい。


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