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風営法上、ダーツバーの許可は二つある。

風俗営業5号許可(ゲームセンター)で運営する

深夜酒類提供飲食店(いわゆるバーの手続き)で運営する

もちろん前提として飲食店なので保健所の許可は必要になるが、これに関してはさほど問題視するものでもないだろう。

ここでは、あなたがダーツバーを開業しようとする場合、あるいはすでに開業している場合にでも営業上の戦略としてどうやってダーツを設置していくかを完全にお伝えしたいと思う。

場合によっては、読み進めることによってあなたのお店の違法性が見つかってしまうなど、いい気がしない場合もあるかもしれないが、ぜひ読み進めてほしい。

 

また、合わせて

【風営法】10%ルール|バーにダーツ・スロットを置く!

を読んでいただくとより完璧におさえるべきポイントがわかると思う。

 

ダーツバーの許可

5号許可/ゲームセンター?

ダーツといってもデジタルダーツといって点数が表示されるタイプのものだが、これに関しては風営法上ゲーム扱いになる。

射幸心といってあわよくば的な要素が強いためこのように扱われている。

デジタルダーツ

「そんなことはない。ダーツは健全なスポーツだ」というひともいる。

いろいろ意見はあるかもしれないが、風営法の観点で行くと、木製ボードで点数が表示されないものはスポーツ扱いで、デジタルダーツのように派手に演出するものはゲームという扱いなのだ。

そのため本来であればダーツを置く場合は風俗営業5号といってゲームセンターの許可を取ることになる。

もちろんダーツに隣接してスロットを置いてもいいし、テレビゲームを置いても構わない。

保健所の許可をとれば飲食物も提供できる。その場合はアミューズメントカジノ/カジノバーとしての運営も視野に入ってくる。

 

5号許可のメリットとデメリット

デメリット

「じゃあ、今すぐダーツを設置したいから、5号許可をとろう!」となったとしても少し待ってほしい。

5号許可は風俗営業許可なのでいろいろとメリットもあるし、デメリットもあるのだ。

デメリットは、大きく分けると営業時間の問題と申請から許可までの期間の二つになる。

営業時間の制限

風俗営業許可は、原則として深夜0時以降は営業できない。

東京都の繁華街などでは深夜1時までのところもあるが、いずれにせよもっとも集客が期待できる深夜2時3時は必ず閉店しなければならない。

バーなんだから夜通し営業したいと願う気持ちは十分に理解できるが、5号許可を取るとこの規制を受ける。

 

申請から許可までの期間が長い

風俗営業許可は申請から許可までがおよそ55日かかってしまうので、その間は営業ができないのだ。

「通常の飲食店として営業をするのはOK?」とか「ばれなければ大丈夫でしょ」とか思う人もいると思うが、そんな学生コンパのノリが通用する桜田門ではない。

ばれれば無許可営業の処分を受けて申請取り下げになる可能性が高い。

必ず営業自粛しよう。

 

5号許可のメリット

では、メリットはどのようなものだろうか?

これはもちろん客席内にいくらダーツをびっしりおいても構わないということに尽きるだろう。

後述するが、深夜酒類提供飲食店でダーツを置くのは客席面積の10%以下と制限がある。

20坪程度の普通の飲食店であればいいとこ1台置けるのがせいぜいだ。

そのため本格的にダーツを導入しようと思えば必ず5号許可を取らなければならない。

あなたの周りにも深夜酒類提供飲食店でダーツをじゃんじゃんおいているお店があるかもしれない。

しかし(2017年8月現在では)客席面積の10%以上を設置するのは違法営業ということになる。

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深夜酒類提供飲食店

バーの許可

では、深夜酒類提供飲食店といって、深夜0時以降にお酒をメインに提供する飲食店の許可(正確には届け出)の場合はどうだろうか?

この許可は、いってみればバーの許可だ。バーでなくても居酒屋であっても深夜帯にお酒がメインになるのであればやはり取得しなければならない。

 

深夜酒類提供飲食店のメリットとデメリット

この許可の最大のメリットはやはり営業時間の制限を一切受けないということだろう。

バーであれば終電から始発までの時間を滞在させることで高単価を狙うということも立派な戦略だ。

しかし、前述の風俗営業5号許可ではこの時間はクローズしないといけないので一番の稼ぎ時に営業できないということになる。

深夜酒類提供飲食店だと営業時間を気にせずにできる。最大のメリットはこれだろう。

 

デメリットは、ダーツを設置できるのは客席面積の10%なので、ダーツバーというよりは”おまけでダーツが設置してあるバー”程度にしかできないことだ。

2台も3台も設置するといつの間にか10%を超えてしまってあっという間に無許可営業になってしまう。

無許可営業は立派な違法行為だ。気を付けよう。

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まとめ

いかがだろうか?ダーツバーを深夜酒類提供飲食店か風俗営業5号かのどちらかを選ぶポイントが理解できたと思う。

一般的には、やはり深夜酒類提供飲食店は”普通のバーや居酒屋”の許可なので、何かしらのアミューズメント性を持たせたいのであれば5号許可を取るのがセオリーだろう。

飲食店の形態はどんどん細分化されて、いろいろなサービスや集客を考えることができる。

しかし法律を守ったうえでのアイデアでないと違法営業店となり、警察の指導や営業停止になってしまうこともある。

あなたが経営者や店長などであれば、ぜひ押さえてほしいポイントだ。


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