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一般的な飲食店にせよキャバクラガールズバーなどのナイトビジネス、あるいはもっと広く一般のアパレルショップや美容院なども販売促進にビラ配りを考えることはあるだろう。

特に開業したては少しでも自分たちのことを知ってもらおうとできることは何でもしたいというのが本音だ。

しかし、公道でビラ配りをする場合は厳密にいえば道路使用許可と言って警察署の許可を取らなければならない。

無許可で配れば当然道路法違反だし、違法行為であることには変わりない。

コンプライアンスの面でもそうだが、せっかく新規オープンしたにも関わらずトラブルになってしまって嫌な気にならないよう、ここでしっかりと押さえておこう。

 

ビラ配りの道路使用許可

道路は交通の目的

道路はみんなのものという意識が強いと思う。

もちろんみんなものだということは正しいし、特定の人のものだなんて言ったらとんでもないことになってしまう(もちろん私道というものもあって、これは特定の人のものだ)。

ただし、道路は使用目的が限られていて、車にせよ人にせよ、移動する交通が目的になるのだ。

そのため交通以外の目的で道路を使用するのは原則禁止されていて、何かやりたいんだったら許可を取ってくれということになっている。

これが道路使用許可だ。

 

交通以外の目的

では、実際に交通以外にどのような目的の使用方法があるだろうか。

・道路工事

・ロケ

・交通量調査

・屋台

・ビラ配り

大体このようなとこだろうか。もちろんこれ以外にも利用目的はあるかもしれないが、これらはすべて事前に警察署に申請をして許可を得なければいけないのだ。

 

ビラ配りの全体像

では、ここでビラ配りにフォーカスして全体像を知ろう。

ビラ配りは公道で立ち止まり、無作為に販売促進物を配布する行為だ。もちろんビラでなくてもティッシュのこともあるだろう。

この場合、実際にビラを配る1週間くらい前に警察署に申請を出し、ビラを配る前に許可を取り、許可の期間だけビラを配ることができるのだ。

一般的に許可の期間は15日間なので、継続して配る場合は許可期限が切れる前に申請をして許可を得る必要がある。

現状、許可を受けずにビラを配る実例も多いのだが、違反が発覚すれば道路法違反ということになる。

罰則は3か月以下の懲役もしくは5万円以下の罰金になる。

 

窓口は所轄の警察署

添付資料の詳細図↑

ビラ配りの申請そのものは風俗営業許可ほど難しくはない。

申請書に記載してどこで配るかを明記した地図と配布物を添付すればいい。

ただし、実際に配布する場所については禁止されているところもあるし、記載はどのようにしていいかわからない場合もあるだろう。

不安な場合は申請前に事前相談に行くことをお勧めする。

ビラを配る周辺の地図を印刷して持参し、具体的にここで配りたいということを相談しに行こう。

警察署の手数料は、2,100円だ。

 

実際の道路使用許可申請書の記載の仕方は、当事務所別サイト

ビラ配り.com

に詳しい記載があるので参考にしてください。

 

風俗営業・深夜酒類提供飲食店の場合

風営法は青少年の健全な風俗環境秩序の保持が目的の一つだ。

そのためビラ配りでピンクビラや18歳未満が手に取るのに不適切な広告物は却下される。

キャバクラや性風俗店は外部から容易に内部が見通せないよう構造上の要件があることを考えると当然の規制だろう。

ガールズバーに関しては広告物の内容によると考えよう。

接待行為が丸出しの広告物であれば却下されるし、そんなことをしたら「うちのお店を取り締まってくださ」と言っているようなものだ。

ビラ配りは配る相手の年齢確認をいちいちできない。

そのため仮に18歳未満の人が手に取っても問題がないような内容にしよう。

 

条件が付くことがほとんど

これは東京都の場合だが、ほとんどの都道府県で同様かとおもうが、ビラ配りの許可は必ずと言っていいほど条件が付く。

・一か所、一人のみ

・交差点から5メートルの範囲では配布できない

・深夜・早朝は配布できない

・地下鉄の出入り口付近では配布できない

などの条件が付く。もちろんこれ以外にも原宿の竹下通りなどのように極端に人が集まるようなところもNGだし、局地的にやんわりと断られることもある。

広告物は、押し付けられていい気になる人はよほどのお人よしだ。

普通の感覚であれば広告物を手渡されても面倒だし、度が過ぎれば迷惑行為だということをわきまえよう。

 

配布する場所に気を付けよう

当たり前だが、仮に警察署の許可を取ったとしてもライバル店の前でビラ配りをすればあっという間にクレームになるだろう。

ライバル店だけではなく、一階に店舗がある場合、入店までの導線を考えていることがほとんどなので、そこでビラ配りをするのは最悪な場合、営業妨害になってしまう。

そのため配布するのであれば周囲に承諾を得て、クレームが出ないように事前に手を打つべきだし、それがマナーだろう。

あなたの店の前でライバル店がビラ配りをしたらたまったものではないのと同様に、ライバル店だって同じ思いなのだ。

 

 

まとめ

いかがだろうか。

販売促進にビラ配りをするのは営業の初歩であるかもしれないが、安心してするためにはまずは警察署の許可を取り、さらに周辺の店舗などに承諾を得るのが必要だ。

ビラ配りは開業初期にすることが多いと思うが、そんな時にいきなりクレームをもらうと出鼻をくじかれた気になってしまう。

最悪な場合警察沙汰になればそれこそ開業どころではないだろう。ここに書かれていることは必ず押さえておこう。

実際に許可申請をする場合、申請書の書き方は当事務所別サイトで詳しく紹介している。

参考にしてくれれば幸いだ。

ビラ配り.comへ

 


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