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さあ、いよいよ図面作成だ。

興味のある方は

 ≪風俗営業許可2号・深夜酒類提供飲食店≫自分でやる図面作成②

≪風俗営業許可2号・深夜酒類提供飲食店≫自分でやる図面作成③完成度をあげる

も参考にしてほしい。

 

 

図面作成はJWCADというソフトを使う。このソフトは無料なのにその性能は驚くほど高い。建築事務所を兼ねている事務所さんや古くからの行政書士事務所などはAUTOCADという10万円以上するソフトを使っているところもあるが、風営法関連ではJWCADで十分だ。私の事務所でもJWCADを使っている。

 

JWCADのダウンロードはこちらから

 

結論から言うと、実際にはどれだけ熱意があってもあなたが自分で図面を作成するにはきちんと勉強しないと歯が立たないだろう。そのため本当に興味がある人か、あるいは行政書士で風営法に興味がある人だけ読み進めたほうがいいだろう。ただ、自分でやれば10~20万円を行政書士に支払わずにすむのでできる限り予算をかけずに自分で、という時は、ぜひ頑張って読み進めてほしい。

 

図面作成に入る前に、まずは測量が必要になる。測量はレーザーを使ってする。ミリ単位での測量が可能だが、最終的に書面にする時にはミリ単位までは記載しないので(計算上ミリ単位になることはある)よく行政書士事務所のブログで”ミリ単位まで記載します”と書いてあるところがあるが、はっきり言って誇大に書いているか、あまり経験がない事務所だろう。

 

上の図面は実際に申請に使ったものだが、これは一番簡単な図面に属する。また、完成形の一歩手前なのでここからさらに完成度をあげることになるが、ひとまずはこの図面を目指してほしい。簡単なように見えるが実際にゼロからやるのはそんなに甘くはない。

曲線があったり円だったり、最悪な場合は上と下で曲線だったり、まあいろいろなパターンがあるが、その都度最善の図面を作成することになる。

 

まずは、東京都の場合の決まり事をおさえる必要がある。

①客席は赤線で、調理場は緑線で、営業所は青線で記載する

②図面は全部で4つ+ª  平面図、営業所求積図、客席等求積図、照明等配置図

③図面以外に客席凡例、防音設備図がもとめられる

 

 

 

②

①測量は内のりで行う。ぱっと全体を見て、全体像が頭のなかで描けるとスムーズにいく。そして、「どこから測量するか」「どの順番で測量するか」が極めて重要になる。

最終的に警察の実査の時は、客席はほとんどの部分を測量されるので矛盾は許されない。ところが実際には店舗の内のりは微妙に曲がっていたり、変形していたりするので壁の厚さや調理場、トイレなどの客席外の部分で調整をすることになる。

また、営業所面積は原則として内のりから10㎝の複線となる。

 

②調理場内は、内のりで緑線で記載する。大まかな設備(冷蔵庫、ガス台、コールドテーブル、ショーケースなど)を記載するが、見る担当官はしっかりチェックするし、見ない担当官はあまり見ない場合が多い。

 

③ここは重要なポイントなのであえて強調したい。客席は内のりに接していないといけないという規則はどこにもない。ここではカウンターの端から延びるように客席を取っている。たとえば左の壁際が曲線だったり測量が難しい場合は客席にせずに其の外の面積にするのも一つの手段だ。

 

④ソファーは、面倒くさがって分け目を記載しないでいると容赦なく浄化協会のゲキが飛ぶ。分け目もコーナーも丁寧に書き込む必要がある。もちろん数もぴったり一致しなければならない。

 

⑤一番長い客席の部分は必ずチェックするので強調して記載する。最終的に浄化協会の担当は平面図を見て判断する。そのため平面図はチェックしやすいようにすべての要素を盛り込む必要がある。

 

⑥求積の結果算出した面積はこのように記載する。深く考えずにこのまま採用してほしい。

 

 

 

いかがだろうか?あなたがこれから申請するとしたら、ほとんどの場合は「こりゃ無理だ」と思うことだろう。それもそのはず、風営法の許可申請はプロの行政書士でも難易度の高い申請で有名だからだ。

多くの行政書士事務所がノウハウを提供したがらない理由は「本人がやっても無理だからそもそも教えない」的なところによるところが多いと思う。実際私もここまできて「これって読む人(申請人)のためになっているのだろうか」という疑問がわいてきた。

 

まあ、参考になる人が数少ないとしても、いつかは行政書士に支払う報酬分がうくひとがいてくれれば幸いだ。懲りずに続けてご紹介したいと思う。次回は面積の計算方法とその記載の仕方をご紹介する。

 


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